21日間ブログチャレンジ

占い師としてのあり方を考えた。

「占い師」を名乗るようになって、(たぶん)2年が経つ。

しかし、最近は意識的に占いから遠ざかっていた。(※ほかの仕事もしてます。)

占いは、未来を知るためのものでもなく答えを得るためのものでもなく、自己とより深いところで語り合うための手段のひとつだと考えている。

正直なこというと、(占い師を名乗っている癖に)占いが必要とされない世界を目指している。ひとりひとりが内面の声(ハイヤーセルフとか宇宙とか呼び名はいろいろあるけれど)を自ら聞き取れるようになれば、そもそも占いは必要ないからだ。

理想の立ち位置としては、きっとリハビリやメンテナンスに近い。第6感や虫の知らせなど、今でもその声を聞き取る機能は誰にでも備わっているけれど、「そんな力は持っていない」と思っている人は多い。また、自分の力を知っている人でも、時には自我(エゴ)の声が大きすぎて、本当の思いが聞き取れなくなってしまうこともある。そんな時に、その人の背中をそっと押すことのできる占い師でありたい。

今目の前にある課題を解決する力はきちんとあなたに備わっているということ。心の奥底ではちゃんと答えを知っているのに、変化を望まない自我(エゴ)が不安や執着で心を曇らせて、ただ見えにくくなっているだけだということ。そんなことを、タロットカードを通して実感してもらえたらいいなと思っている。そこを信じることさえできるようになれば、だいたいの問題は自然と解決してしまう。

しかし、実際のところは、対症療法になってしまっているのではないか。本人の目の前にある不安に対して、安易な答えを手渡してしまっているのではないか。そんなもやもやした気持ちを抱えていた。瞬間的な不安の解消は、とりあえず痛み止めを処方するようなものだ。それでは本当の意味での解決にならない。

そういう、どこか表面的な占いになってしまうのは、自分自身のあり方に問題があるからだ。それはわかるのだけれど、具体的に何がどう問題なのかはわからなくて、「占い師」の肩書きを返上することを考えながらも、ずっと決断しきれずにいた。それが、今回コロナ騒動がはじまってから「無料で出張占いをする(場所は問わない)」というイメージが不意に浮かんだ。

早速Facebookで希望を募ってみたところ、身近な人はもちろん、会ったことのない人から遠方に住む友人まで、様々な人との縁がつながった。実際に動きはじめてみると、無料で提供しているつもりなのに、新たな視点や情報など、お金以外のものをちゃっかり得ていて面白い。

もしかすると、これまでは「仕事だからお金を得なければいけない」とか「占い師らしさ(?)」とか、世間や常識の枠に囚われていたのかもしれないと思った。占い師という時点で心持ちはみ出している気でいたけれど、枠は何重にもある。もちろんその中で生きていくこともできるけれど、枠の外にも世界は存在している。外に出ても生きていくことができる、ということを経験する時期なのかもしれない。

今後も「占い師」というかたちを続けるのか、何か違う名を名乗るのか、はたまた廃業するのか。答えはまだ見えてこないけれど、これからどこにたどり着くのか楽しみにしている。