移住

田舎暮らしで驚いたこと。〜鹿とひじき。

前回の驚いたこと:
 田舎暮らしで驚いたこと。〜虫と共存する。

【鹿がそのへんにいる】

家の裏の山には間違いなく鹿がいる。
よく見かけるし、よく鳴いている。
集落から国道へ向かう道を走っていると、昼夜問わずよく遭遇するので、見かけてももはや1ミリも驚かなくなった。

我が家は集落の中だ。しかし、鹿は気にせず来る。

家のすぐそばには外灯があるので、夜も真っ暗にはならない。
とはいえ、あたりが絶対的に暗いので晴れた夜には星が綺麗に見える。
ある日、星を見ようと思って外に出ると、ほんの5、6メートル先の草むらで「がさがさがさがさ!」と何か大きなものが移動する音が聞こえた。姿は見えなかったけれど、どう考えても鹿としか思えない。
翌朝ご近所さんに聞いてみると、しばらく前までは昼でもよく鹿を見かけたのだという。
2年ほど前からこの近くに住んでいる猟師さんが罠をかけるようになり、すこし減ったのだとか。

うちの畑にも鹿の足跡がある。
ここで何か作ってもおそらく食べられてしまうだろう。
周りの畑では人の背よりも高い生け垣や電気柵を設置している。
念願の家庭菜園で、病気でも虫でもなく、鹿の心配をしなければならないとは想定外だった。


【ひじきが道路を占拠する】

IMG_2474
ある朝、窓を開けたら種田のメインストリートがひじきに占拠されていた。
その衝撃たるや。

普段は車2台がかなりの余裕を持ってすれ違うことができる広さの道である。その全面がひじきに覆われている。

春はひじき漁の季節だ。
海のそばの広いスペースにひじきがどんどん並べられているのは見たけれど、まさか、まさか道路一面にまで進出してくるとは。

きちんとロープも張られていて車は完全に入れないようになっている。
(ここは公道なんだろうか、私道なんだろうか。ちょっと気になる。)
とはいえ迂回路もあるし、不便というほどでもない。
きっと来年から春になると「そろそろひじきの季節だなあ」と感じるようになるのだろう。


鹿もひじきも、国東では珍しいものではない。
しかし、鹿は山だし、ひじきは海である。
山と海が近いからこそ、どちらも楽しめる(?)のだと思った。
猟も漁もできるようになったらもっと楽しく過ごせそうだ。
とりあえず来週に近所で釣りをする約束をした。楽しみだ。