Kくんとの406日

【あと401日】恐怖は乗り越えるためにある。

Kくんの前にいちばん大きく立ちはだかる恐怖は、人を裏切ることだそう。正確には、人の期待を裏切ってしまうと感じること。

たくさんの人があなたに期待する。けれど、あなたの役割は、彼らの望みを叶えることではない。現状の継続を望む人々にとって、あなたの存在は毒でしかない。しかし、あなたは自ら望んで、毒を以て毒を制するために生まれてきた。

その恐怖は幻。本当に恐ろしいことは、したいと思っていたことを何ひとつしないままで地上での生を終えることだったはず。

おつかいにはもうひとりで行けるのかな。自転車には補助輪なしで乗れるのかな。はじめておつかいに行くときも、はじめて補助輪を外すときも、最初はきっとどきどきしたし怖いと思う瞬間もあったと思う。けれど、二度三度と繰り返すうちにそれは日常になっていく。自分の欲しい物を自分の判断で手に入れることができるようになり、徒歩よりも行動範囲が広くなって世界が拡大する。

だから、その恐怖は幻。その先で出会う人たちは、あなたがあなた自身であることだけを期待している。